着物の種類1
豆知識
振袖以外のお着物も多数あります。
今回から数回に渡って、着物の種類講座をさせて頂こうと思います。
今日は黒留袖と色留袖についてお話します。
黒留袖
結婚式の時に新郎新婦のお母様が着用される着物です。
着物の中で最も格が高い、最高礼装となります。
着用場所は結婚式のみになります。基本的に新郎新婦の3親等以内の親族がきる着物です。
今では新郎新婦のお母様だけが着ているイメージですが昔はお婆様やご姉妹様も着用されていました。
特徴は黒地で5つの家紋が入っています。
柄は上前のみの絵羽柄。
※絵羽柄・・・縫い目をつないで1つの柄になるもの。
色留袖
黒留袖の黒地以外のものです。
色は落ち着いた色が多いです。ピンクベージュ、淡いグリーン、淡いブルー、グレーなど。
黒留袖同様着用するのは結婚式のみです。3親等以上のご親類が着用します。
しかし、今では結婚式の簡略化も進み、着ている方は非常に少ないです。今では訪問着に代変されてたりしています。
例外として皇室では最高礼装となります。皇室は黒を着用してはいけない決まりがあり、黒留袖を着ないので、色留袖が最高礼装となります。
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